気象予報士試験 過去問解説
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図Aは、ある年の2月の月平均500hPa 高度(実線)と平年偏差(陰影)であり、図Bは、同じ月の月平均海面気圧(実線)と平年偏差(陰影)である。
これらの図から読み取れる大気と海洋の特徴について述べた次の文章の空欄(a)~(c)に入る語句の組み合わせとして適切なものを、下記の①~⑤の中から1つ選べ。
図Aでは、アリューシャン列島の東で負偏差、北米北部で正偏差、北米南部から北大西洋にかけて負偏差の波列パターンがみられる。
これは、(a)が発生しているときに現れやすいパターンである。また、ヨーロッパから極東域にかけては、ヨーロッパ付近で正偏差、ロシア西部で負偏差、東アジアで正偏差の波列パターンがみられ、これは(b)と呼ばれる。
図Bでは、地上のアリューシャン低気圧の勢力は平年よりも東側で(c)なっており、(a)が発生しているときの特徴がみられる。
(a) | (b) | (c) | |
① | エルニーニョ現象 | ユーラシアパターン | 強く |
② | エルニーニョ現象 | ユーラシアパターン | 弱く |
③ | エルニーニョ現象 | 北極振動 | 弱く |
④ | ラニーニャ現象 | ユーラシアパターン | 強く |
⑤ | ラニーニャ現象 | 北極振動 | 弱く |