気象庁が運用している数値予報の全球モデルやメソモデルについて述べた次の文(a)~(c)の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の①~⑤の中から1つ選べ。
(a)数値予報モデルでは、格子点法やスペクトル法を用いて水平方向の離散化が行われている。全球モデルでは、水平方向の物理量の空間分布を様々な波長の波の重ね合わせとして表現するスペクトル法が用いられている。
(b)全球モデルの水平格子間隔は約13kmであり、それより小さいスケールの現象である積雲乱流等の効果は、パラメタリゼーションにより格子点の値に反映されている。
(c)全球モデルの予測値はメソモデルの予測における境界条件としても用いられているが、全球モデルが改良され、その予測特性が変化しても、一般にメソモデルの予測特性は変化しない。
