図は、北半球の低気圧の中心付近における空気の収束と上昇流について模式的に示したものである。低気圧中心から半径100kmの円周上のすべての場所で、地表面から高度1000mまで風速20m/sの水平風が接線に対して中心に向かって30°の角度で反時計回りに吹いているとする。高度1000mにおいて、図の円柱の上面で上昇流が一様であるとき、この上昇流の値として適切なものを、下記の①〜⑤の中から1つ選べ。ただし、空気の密度は一定とし、地表面での鉛直流はないものとする。また sin30°=0.5、cos30°=0.9とする。
